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葦原中国(あしはらのなかつくに)    

(1)記紀神話では、高天原(天津神が住んでいるとされた場所)と黄泉よみの国(地下の死者の世界)の間にある人間が住む世界。「つ」は現代語の「の」に相当する。葦あしの群生する地上の世界をさしてこう名づけられた。(高天原や黄泉の国については生駒神話の小辞典ご参照) 豊葦原中国(とよあしはらのなかつくに)ともいう。 

(2)葦原中国を代表する舞台(葦原中国の中心部)はどこ

 ①従来は、出雲であるとされてきた 

 ②近年、有力となってきた説

 古代の海が退きはじめて海面が下がった跡の干潟や湿地一面に葦あしが生い茂っていた日本列島の中央に位置し、水路を通じて日本国中のみならず世界にも繋がっていて、もっとも交通や物流の便の良いところが葦原中国を代表する舞台(葦原中国の中心部)だとすれば、それは、大阪平野・奈良盆地・京都盆地一帯、または、それより狭く奈良盆地がそうであるといえるでしょう。

 葦原の水路は現在でも、物を運んだり、水田に行くときに利用されている近江八幡の水郷(葦原)の写真.jpgHP「光のカケラ」より)

 

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