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示唆に富む資料・言葉      

(10)フィクションに対峙たいじするのはファクトという言葉であって、トゥルースではない。事実であっても真実ではない真実を告げるにはどうしても微量のフィクションが要るのではないか。だからルポルタージュ文学では、著者の責任において一歩だけ文学に近寄る。<池澤夏樹 終わりと始まり~ルポルタージュ~(朝日新聞 16.12.8)>⇒言い伝え(神話・伝承)をもとにイマジネーションを加えることで、真実・真理が見えてくる。 

(9)僕は歴史家ではないから、事実をもとにイマジネーションを加える。そこから逆に歴史の実相が見えてくるのではないか。<映画監督 原田眞人(朝日新聞 16.12.29)>⇒言い伝え(神話・伝承)をもとにイマジネーションを加えることで、真実・真理が見えてくる。

(8)・・・・・人間は言葉の動物だ。言葉によって世界を切り分け、掌握しようとする。「液体」に「水」「ジュース」「お茶」と名前を与えた瞬間、一つの存在はバラバラになっていく。言葉はあらゆるものを分化し、疎外を起動させる。人間もまた「私」と「あなた」に分断され、透明な関係から引き離される。そこに物語が加えられることで、自己同一性(アイデンティティ)が生れる。しかし、私が私であろうとする欲望は、他ならない私を苦しめる。自己であることへの執着は、世界からの疎外を加速させ、他者との切断を深化させる。・・・・・世界は言葉によって構成されている。だから、言葉を支配する者が、世界を変えてしまう。出鱈目でたらめな言葉がはびこる政治や社会に対抗するには、欲望によって構築された物語を解体する物語を手に入れなければならない・・・・・。<書評「夜は終わらない(星野智幸著)」中島岳志評(毎日新聞 14.7.13)より>

(7) 古代神話の中では、蛇はよく人を導く役を果たしている。それは世界中どこの神話でも不思議に共通していることなの。ただそれが良い方向なのか、実際に導かれてみるまでは分からない。というか多くの場合、それは善きものであると同時に、悪しきものでもあるわけ ~村上春樹「木野」より~  参考 : 物語、神話につながる.pdf

(6)反時代的密語 理想の旗を高く掲げよ

(5)子らも知る 文化の源

(4)チンパンジーとの共通の祖先から分かれて700万年、ホモ・サピエンスとして20万年、人類としての進化を考えると浮かび上がるのは「心」である。心は化石として残るものではなく知るのが難しいが、・・・・・「心は歴史の産物」であり、「人間は心によって行動する生きものである」・・・・・。アフリカから旅たつ狩猟採集時代、飛び道具を持ち世界中に広がる時代、農耕時代、都市とお金が生まれた時代の四段階・・・・・。狩猟採集の頃は、闘う者より協力し獲物を分かち合って暮らした人々が生き残ったようだ。分かち合いを喜ぶ心があったのだ。飛び道具は人類にとって有益だったが、一方で戦いや犯罪を深刻化させた。・・・・・農耕は未来を考える能力を与えたが、欲も動く。そしてお金。分かち合う心があるのに、進歩こそよしとしてお金への欲望を加速したために人々が共通の目的を持てなくなった・・・・・。

~書評『ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか(NHKスぺシャル取材班著)』<毎日新聞(12.2.26)>より~

(3)映画『降りてゆく生き方』※のコンセプト

     ※(09 日/0904公開)作品紹介公式サイト(ミラー : HP作品概要ストーリーコンセプト) ○完全無農薬・無肥料の林檎栽培を確立した木村秋則さんをモデルにした映画 ○関連映像 : 新時代ファイル「降りてゆく生き方」<NHK新潟(approx.0906)>

(2)若者の心をつなぎとめる理想や物語を

(1)今も東北に生きる「ナガスネヒコの精神=愛瀰詩(エミシ)の精神」とは

   

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