生駒神話の小辞典  

     【神々の総称いろいろ】【日本の神の一覧(リンク)】

葦原中国(あしはらのなかつくに)

阿弖流為(アテルイ)Wikipedia高橋克彦「火怨 北の燿星ようせいアテルイ」 /「アテルイの悲劇」については、生駒の神話と現在の(2)をご参照 不屈の英雄 アテルイ ~古代東北の底力~

天降り(あまくだり)「天」と「海」は共に「あま」という言葉で同一視されていたので、「天あま降り(降臨)」は、「海あま降り(渡来)」のこと。

天津神天津族(あまつかみ・あまつぞく)⇒神々の総称いろいろへ 「生駒の神話」の枠組み(パラダイム)もご参照

「生駒」の語源・由来

生駒山地(生駒連峰)

生駒山生駒山のこと 古代日本における生駒山の不思議と謎新日本風土記 生駒山万葉神事語辞典より

生駒山越の峠道

伊耶那岐(イザナギ)・伊耶那美(イザナミ).pdf

出雲勢力出雲民族・出雲族・出雲神族) 出雲に渡来した渡来人で、出雲を本貫ほんがん(出身地)とする。播磨・摂津・近江・大和・紀州・越こし方面にも耕作地を拡大(出雲勢力が各地に進出したルートは、日本海から丹後を通って近江、近畿へ。もう一つは吉備経由で瀬戸内海へ)。先住民(縄文人)と協力・協同、住み分けて形成した国を「出雲の国」という。記紀神話では、彼らの長はスサノオ-大国主(農耕を広めたので、農耕地の神社で祀られること多し)。なお、協力・協同した先住民(縄文人)も出雲勢力という場合も多い。「生駒の神話」の枠組み(パラダイム)もご参照

出雲系の神々 神々の総称いろいろ

磐座(いわくら)祭祀の対象となった巨石

磐舟(いわふね)船底に、船の重心を低くして転覆を防ぐための重石おもしにする大きな石を敷き詰めていた船。重心が低くなると浸水したら沈没してしまうので気密性が高くて浸水しにくかったと考えられる。

内つ国(うちつくに)都のある国(大和国/倭やまと)/都に近い地方(畿内・近畿地方)/外国に対して日本の国  中洲(なかつくに・なかす・ながす)国ともいう。 

愛瀰詩えみし.pdf

縁起の法・・・前5世紀前後に唱えられたこの法に生駒の神話が影響を受けているとの指摘がある。

大八洲国(おおやしまぐに) 多くの島からなる国の意で、日本の異称。略称は大八洲八島八嶋

 

河内湾・河内潟・河内湖

記紀リテラシー・・・古事記は国内向けに天皇の正統性を訴えるために、日本書紀は外国向けに日本という国の正統性を主張するためにつくられたものですが、説得性を持たすために、人々の間に伝えられてきた神話や伝承を記紀をつくる目的にあうように変えて取り入れています。そこで、記紀を読む際には、元の内容がどうだったのを判断するリテラシー(適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現し、その真意を把握する力)が必須です。

〇(先史・古代の)京都(瀬戸内海と日本海の陸内港)

金の鵄とび(金鵄きんし

クサカ(日下・草香・孔舎衙/草香山(饒速日山)

日下くさかの直越(の道)直越(の)道(ただごえのみち)

狗奴国(くぬこく・くなのくに・くなこく)・・・邪馬台国・狗奴国(日向政権)・大和政権・神武東征    狗奴国東遷説.pdf  「生駒の神話」の枠組み(パラダイム)もご参照

国生み神話

国津神・国津族(くにつかみ・くにつぞく)⇒神々の総称いろいろ  「生駒の神話」の枠組み(パラダイム)もご参照    

国譲り

降臨天降り(あまくだり)へ

 

「坂」

「殺戮」 

里山 

三貴子(さんきし) 天照大神・月読命(ツクヨミノミコト)・素戔嗚尊(スサノオノミコト)の三大神のこと。

式内社(しきないしゃ) 当時「官社」とされていた全国の神社一覧である、927年成立の延喜式神名帳に記載された「官社」の地位にあった神社。なお、式内社のうち、大社に列格されているものは式内大社と呼ばれる。  

蛇神(じゃしん・へびがみ) 

縄文のこと(縄文時代・縄文人・縄文文化)⇒縄文と弥生

神武東征 

住吉神社

大嘗祭(だいじょうさい)⇒ 長髄彦 とイワレヒコの戦い ご参照  

太陽信仰

高天原(たかまがはら) 天津神々のすむ天上界。天香具山で祭祀が行われ、神々は稲田をつくり、機織女たちは織殿に奉仕している。最高支配者は三貴子の一人天照大神と高御産巣日神(タカミムスビノカミ)の二神で、玉座である天の磐座(あまのいわくら)に座している。「高天原」が天上にあるという考えは本居宣長が広めたと言われているが、歴史的には、渡来して九州にいた集団(神話では天津神という)  高天原天上説は本居宣長の創作

直越(の)道(ただごえのみち)

高見の烽(とぶひ) 

哮峰(峯)(たけるのみね/たけるがみね)⇒生駒の神話ゆかりの古蹟 ご参照

近淡海.pdf(ちかつあわうみ) 

長弓寺 

天孫・天孫族(てんそん・てんそんぞく)⇒神々の総称いろいろへ  「生駒の神話」の枠組み(パラダイム)もご参照

常世国(とこよのくに) 海の彼方の遥か遠くにある地、または世界。ここにどのような幻想を抱くかによって常世国の性格は変化する。これが常世国がいくつもの性格を兼ね備えている理由とされる。

飛火(とぶひ)が岡 

トミ(鳥見・登美・富)・トビ・富雄トミ神社<リンク>

鳥見霊畤(とみのれいじ) 天下を平定した神武天皇が鳥見山中に設けたとされる神々を祀る場のこと。霊畤の項もご参照。ここに鳥見霊畤があったとの伝承地としては、奈良県下では、王龍寺、鳥見旧跡、大倭神宮、奈良市石木町の登彌神社、天理市の大国見山、桜井市の鳥見山(麓・頂上)、宇陀市・榛原町の鳥見山、吉野村(萩原・上小野榛原・下小野榛原)の8カ所ある(前4つについては、生駒の神話ゆかりの古蹟ご参照)。 

富雄丸山古墳

鳥見白庭山(とみはくていざん)⇒  饒速日 (ニギハヤヒ)へ 

鳥見山(とみやま・とりみやま)  桜井・宇陀両市の境と桜井市内の2か所にあり(地図.jpgご参照)、これらの付近がナガスネ彦とイワレ彦の2回目の戦い(トミの戦い、と名付けられるのはないか)の場所といえる。なお、西の鳥見山付近には外山(トビ)の地名が多くある(地図.jpgご参照)。

豊秋津洲(とよあきつしま・とよあきづしま・ とよあきずしま

豊葦原中国(とよあしはらなかつくに) 葦原中国(あしはらのなかつくに)と同じ。

 

長髄彦(ナガスネヒコ)

〇 なかつくに(中国・中つ国・中津国) 葦原中国(あしはらのなかつくに) ともいう。

中洲(なかつくに・なかす・ながす) 国の中心・中心の国・大和  内つ国(うちつくに)ともいう。

   南北2つの鳥見とみ(登美とみ)は中洲(大和)の入り口にあたる(この地図.jpgご参照)。この2つを抑えることで中洲(大和)を治めていた首長が鳥見(登美)彦・中洲根なかすね/ながすね(長髄ながすね/なかすね)彦であった。 

  なお、北の鳥見(登美)は長髄彦の本拠地であり、その守護神(金の鵄トビ)の発祥の地であり、南の鳥見(登美)は長髄彦軍とイワレヒコ軍が再度あいまみえ、金の鵄が飛来したところである。

奈良湖ならこ(大和湖)

〇 饒速日 (ニギハヤヒ)

饒速日山クサカ(日下・草香・孔舎衙/草香山(饒速日山) 

西ノ京丘陵(京阪奈丘陵)

根の国(ねのくに) 高天原も異界であった根の国も元は葦原中国と水平の位置にあったのが、高天原を天上に置いたために根の国は地下にあるとされるようになった。その入口を黄泉の国と同じ黄泉平坂としている記述が『古事記』にあり、一般には死者の国である黄泉の国と同一視されるようになった。

〔鳥見とみ〕白庭山(はくていざん)⇒  饒速日 (ニギハヤヒ)へ   

日の本(ヒノモト)/日高見(ひだかみ)

卑弥呼.pdf(ヒミコ)

向三代(ひむかさんだい) 瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の天孫降臨から、神武天皇を生む草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)までの三代(ホノニニギ・ホホデミ・ウガヤフキアヘズ)のこと。

日向勢力日向民族・日向族) 日向に渡来した渡来人。彼らの渡来を記紀神話では、天孫降臨という。そのため、天孫族ともいう。また、天津(天つ)族、天津(天つ)民族ともいう。津(つ)は「の」の意。記紀神話では、彼らの神を天津神(天つ神)といい、彼ら以外の神を国津神(国つ神)という。また、記紀神話では彼らの長はニニギ-イワレヒコ。

非戦・避戦の精神

琵琶湖.pdf

深野池(ふこうのいけ)⇒河内湾・河内潟・河内湖

平群の山(矢田丘陵)

真弓塚

〔富雄〕丸山古墳

まれびと(マレビト/稀人・客人)

尊・命(みこと) 『日本書紀』では、より尊い神を「尊」と言い、それ以外の神は、「命」と明確に区別している。ちなみに、素戔嗚尊(スサノオノミコト)は悪行を重ねたにもかかわらず「尊」である。

瑞穂(みずほ) 稲のこと 葦を指すこともあったとされる<内つ国のあった奈良盆地は、縄文時代以後、海湾→海水湖→塩分の残る湖と湿地の盆地→塩分の残る湿地にまず生い茂る葦原の湿地盆地→塩分の抜けた湿原盆地→水田(葦を刈り取った後の湿地は稲作に適した土地になった)と湿地の盆地→水田と乾地の盆地へと変化した。>  

三輪氏(みわうじ) 新撰姓氏録(P.250)には、「素佐能雄命六世孫大国主之後也(スサノオ6世孫の大国主の後裔なり)」と記されている。大三輪氏おおみわうじ・神氏みわうじ・大神氏おおみわうじとも表記する。

〇(生駒の)モリ.pdf

矢田丘陵(平群の山)

邪馬台国  邪馬〇国の名称・所在地論争に終止符を打つ論 邪馬台国・狗奴国(日向政権)・大和政権・神武東征  

大和政権  邪馬台国・狗奴国(日向政権)・大和政権・神武東征    

ヤマト.pdf  「生駒の神話」の枠組み(パラダイム)もご参照   

  「日下の草香」「飛ぶ鳥の明日香」から「日下」「飛鳥」の読みができたように「倭人住む山門」から「倭」で「やまと」と読むようになった、との説あり。

大和湖やまとこ(奈良湖)

弥生のこと(弥生時代・弥生人・弥生文化)⇒縄文と弥生

弓矢 

黄泉の国(よみのくに) 死の国。ここの竈で煮炊きされた食べ物を一口でも食べると、現世には帰れない(黄泉戸喫〈よもつへぐい〉)。これは世界各地の死の国の言い伝えと一致する。黄泉平坂で現世と分けられている。根の国と異なるという考えや同じとする考え方がある。同じとする学者が、黄泉の国は地下にあるものと考えているが、必ずしも葦原中国に対して地下にあるわけではない。

黄泉平坂(よもつひらさか) 現世と黄泉の国とのあいだにある坂の名称。以前は自由に行き来できたようだが、伊邪那岐イザナギノミコトと伊邪那美イザナミノミコトの決別のとき、伊邪那岐によって封印された。道祖神はこの境を守るために祭られたのだともいわれる。 

霊畤(れいじ)「まつりのにわ」という意味。大嘗祭(おおなめさい・だいじょうさい/新天皇が即位後最初に行なう新嘗祭)を行う場所。大嘗祭・新嘗祭(にいなめさい/しんじょうさい)共、その年の新穀・新酒をもって先祖の神々を祀るという意味においては同じだが、大嘗祭は、皇位継承と重大な意義を持っていて、大嘗祭が行われて始めて皇位継承の名実共に備わるといわれ、一代一度の極めて重大な式典。